2014年11月2日

海とひとつになれたダイブ

フリーダイビングトレーニング4日目 最終日





今年一年間を締めくくるダイブ。
どうしても50mを越えると耳抜き用の空気を保持できない。

大深度への恐怖からの緊張なのか?
全く技術が伴っていないのか?

大深度潜水への適正がないのか?

考えれば考えるほど答えはでません。

今の自分にできる最善のダイブでトライする事にしました。
リラックスして結果(記録)を考えずに潜る。
ダイブタイムは最長の240秒を申告。



カウントダウン 5分前


これで最後になるダイブ
何時までもこの海で潜っていたい

 カウントダウン 4分前

今まで一緒に練習してきた皆さん。
サポートをしてくれているステファンさんの顔が浮かびます。
 

 カウントダウン 3分前



いつも支え続けてくれている妻に感謝の気持ちと、全力で70mに挑戦してくる。
心の中でそう伝えました。


カウントダウン 2分前


70mに挑む恐怖は全くありません。
何処まで潜れるのか?
期待している自分がいました。


カウントダウン 1分前



結果より悔いのないダイブを
恐怖に負けず全力を尽くす事だけを考えて


オフィシャルトップ


何処まで潜れるのかな?
期待し、興奮している自分がいました。



65m ダイブタイム2分30秒
全力を尽くせたダイブ。
浮上の時。 悔しさなど全くありません。
ここまで頑張れた自分に誇らしさすら感じました。
『恐怖に打ち勝ち、海とひとつになれた生涯最高のダイブ』

まだまだ辞められません。
フリーダイビング!

神秘の世界を体験

深海に潜るダイバーの生体反応 『ブラッドシフト』


 
 
 
テレビなどでフリーダイビングを紹介する時には必ずと言って良い程取り上げられる生体反応。

 
海に潜る事による強烈な水圧から身体を守る機能。

身体の血液が生命の維持にあまり必要でない抹消器官から重要な器官である脳、心臓に血液を集める現象。

また、海洋での潜水では水圧による圧縮から肺の破裂を防ぐため、同様に肺に血液が集まる現象。

 
フリーダイバーであればよく聞くお話しかと思います。
実際に私もフリーダイビングのプール競技でスタティック(水に浮かんで息を止める時間を競う)をやっていて、抹消(手と足)の血液の流量が減っている現象は体験した事があります。

 
感覚としては

ウエットスーツを着て浮かんでいるはずなのに、手足が沈んでいるような感覚になる。
手足の血液の流量が減っているとそんな感覚になるようです。
とてもリラックスできていると状態の時に体験できます。

 


私も長くフリーダイビングをやっていますが、海洋でのブラッドシフトは感じた事はありませんでした。

 今回のフィリピンでのダイブで初めてブラッドシフトを体験する事ができました。

  
水深50mを超えた辺りから、胸が熱くなっていくのをはっきりと感じました。
浮上するにつれて、何かが『サーッ』と引いていくような感じ。

何? なんか変な感じ? 胸が熱い!

しばらくしてから、よく考えるとこれがブラッドシフト?
血液が肺に集まっていたのかな?と。

 

今までの50m以上の潜水では程度は軽いものの、肺か気道から出血をしていたので今回のフィリピンでの大深度潜水でも心配していました。
 
ブラッドシフトのお陰か水深による出血も全くなく肺の圧迫感もなく、4日間続けて潜水する事ができました。

大深度潜水に適応している。
まだまだ潜れるのか!
チョッとだけ嬉しくなりました。
 

クリオネが

フリーダイビングトレーニング3日目


 
南国フィリピンの海にクリオネが!



フィリピンパングラオの海は水温は28℃ぐらいとあまり高くなくて快適なんです。
以前参加した沖縄大会ではダイブコンピターの表示は33℃でした。
暑すぎて気持ち悪くなりました。


 
今日も日差しがキツイ1日でした。



昨日のダイブでも耳抜きができまませんでした。
万策尽きた‥
どうすれば良いのかわからなくなってきました。

と、いう訳で!

最後の手段?を試してみる事にしました。


マル秘テクニック『クリオネ作戦』

 

50mを超えてからの耳抜きが難しいので、この深度から身体を反転させて頭を上にします。
写真のクリオネみたいな感じになります。
浮力は無くなっているので自然と身体は海の底に落ちていきます。
頭を上にしたほうが耳抜きは出来やすいという現象を利用した作戦!
 

 
50mに到達してから、30秒間粘り続けチャレンジしてみました。

 
結果62m ダイブタイム2分24秒
必殺技『クリオネ』通用せず
70mの海は甘くない。

奥が深い‥


フィリピンフリーダイビングトレーニング2日目


 

昨日に続いてのトレーニング。
今日は11時からのスタート。

 

昨日のダイブ後、大深度での耳抜き用の空気を保持できない事を相談してみました。
ステファンさんから、アトバイスをもらう事ができたのでその方法を試してみる事にしました。

 
 
ビーチからゴムボートで出発

 
雨 あめ アメ 飴? 豪雨です。
 
南国フィリピンで寒くて震えるとは想像していませんでした。
波はなく穏やかなんですけどね。

ウォーミングアップで身体が冷え切ってしまい、一旦ボートの上で休息。
雨も上がり太陽の日差しが気持ち良く感じました。

 
 
 本日のダイブ 58m ダイブタイム1分57秒
耳抜きできず‥ 残念

 

 
 
おまけ
フリーダイバーの朝食

ドキドキ&緊張の1日目

フリーダイビングトレーニング  1日目




到着の翌日だったので午後からの時間帯でお願いしました。
午前中はホテルでのんびり。

すてふぁんさん? ドイツ語? 怖い人かな~?
どんな感じのトレーニング?
沢山のダイバーで練習するのかな?
? ? ?  だらけです。
不安いっぱいでお店にむかいます。




ご家族皆さんでお出迎えしていただきました。


通訳係りの嫁と、さとみさんのお陰で講師のステファンさんとのコミュニケーション
もとれました。

希望深度の-70m。




私の今までのフリーダイビングの成績、ウォーミングアップの回数、潜水方法、ダイブタイムを用紙に記入して確認できるように、嫁が準備してくれたお陰でとてもすムーズだったように思います。


70mの深度へのトライは問題なく受け入れてもらえましたが、注意点が2点ありました。

【ディープダイブ後、高気圧障害による出血があった場合は翌日のトレーニングはできない事】

【大深度で耳抜き用の空気がなくなった場合、肺や気道を痛め出血する事があるので無理に引き上げない事】

当然と言えば当然の事なんですけどね。



私は60mを超えるダイブで、多少ですが出血する事がありました。
禁止された大深度での引き上げをやっていたんです。必死で。

まあ、やっても結果(深度)は変わらなかったんですけどね。
これを機会に、無駄なアガキは辞めました。


本日のダイブ 62m ダイブタイム2分14秒