2013.7.15 MON
森之宮のダビングプールで今年2度目のスキンダイビングの講習です。
デジカメのSDカードを忘れてきてしまい、今日は写真はなしです。
グランブルーのスキンダイビング講習の内容を記載しますので、興味のある方は参考にして下さい。
【講習内容】
[1] 息止め
まずはフェイシャルイマージョンを5分間行い、潜水反射を意図的に起して、リラックスした状態を作り出します。
リラックスした状態を作り出しあと、実際に息止め(スタティック)をします。皆さんは自分がどのくらい息を止めれるか知っていますか?自分が息を止められる時間を知っていると、無謀な潜水を避けられたり、無駄に焦ってしまうことがなくなります。様々なテクニックを使って、息を止める時間を伸ばしていきます。初めの倍以上の時間、息を止めることも可能です。
[2] 耳抜き
耳抜きをせずに深く潜ると鼓膜が水圧に耐えられず損傷してしまいます。鼓膜が破れて出血することもあります。きちんを耳抜きを行って深く潜れるようになる為に、まずは「はしご」を使って頭を上にした状態で潜っていきます。こうすることで急激に耳に水圧がかかることがなく、耳抜きができているか確認しながら潜ることができます。
頭を上にして耳抜きができたら、次は頭を下にして同じように潜っていきます。
[3] ジャックナイフ
ジャックナイフの練習をします。また潜行の様子をビデオ撮影します。自分の潜る姿を見る機会はなかなかないと思います。自分の姿を客観的に見ることで、改善点などがよりクリアになると思います。
[4] 海洋講習に向けて
ブランブルーの海洋講習では、フロートとラインを使って交互潜水をします。ラインを使う利点としては、次ようなことがあります。
・ 浮上の際にラインがあると、息が苦しくなった場合でも、安全に浮上できる。
・ ラインを意識して潜ることで、潜行フォームに乱れが生じにくくなる。
・ 潜行スピードをコントロールできるので、耳抜きが苦手な人でも潜りやすくなる。
森之宮のダイビングプールは最大水深が8mあります。まずはプールでしっかりと耳抜きなどの練習をしておけば、海でもある程度余裕を持って潜ることができると思います。
初めから耳抜きに苦労しない人はあまりいません。片耳が抜けなかったり、頭が下だと抜けなかったり、ある一定の深さになると抜けなかったりと、人それぞれです。またジャックナイフも初めから完璧にできる人はいません。上手な人でも毎日のように練習して、よりスムーズに潜れることを目指しています。
グランブルーでは他のお店と違って素潜りに関する知識をたくさん説明しますが、グランブルーで聞いたことを自分の潜水にどんどん取り入れてもらいつつ、実際に海やプールで何度も何度も練習してみてください。
酒井(嫁)は、いつかヘッドファーストで潜れるようになることを夢見てます!
皆さんも、いつか必ず深く美しく潜れる日がくると信じて、諦めずに練習を続けて下さいね!
いつか私の「耳抜き奮闘記」をブログにアップしたいと思います。
Written by Chihiro Sakai